皆さんのご家庭では、どのような方法で水を飲んでいますか?
最近ではウォーターサーバーを使っているご家庭も多いと思うのですが、ブリタの浄水器はご存知でしょうか。
ブリタの浄水器は、蛇口に直接つけるタイプのものや置き型のものなど、さまざまな形態があり大変人気があります。
しかし、ブリタの浄水器は体に悪いといったうわさや、やめたという人の口コミ、デメリットが少なからずあるのも事実です。
今回はそのようなブリタの浄水器について、体に悪いという噂ややめたという人の声、そしてデメリットについて書いていきたいと思います!
ブリタの浄水器って?
ブリタ(BRITA)は、1966年創業のドイツの浄水器メーカーです。
世界66か国以上で展開しており、日本だけでなく世界中で使われている浄水器になります。
日本では2005年から発売されており、昔から長く愛用している人も多いようです。
<ブリタの浄水器の特徴>
- カートリッジをセットするだけですぐ使うことができる
- ポット型やタンク型など大きさや形も様々で用途によって選べる
- 大手通販サイトやスーパー、家電量販店やコストコなど身近な場所で簡単に入手できる
- 洗練されておしゃれなデザイン
ブリタの浄水器が体に悪いって本当?
ブリタの浄水器が体に悪いというエビデンスはありません。
しかし、その噂にはいくつかの根拠がありますので、詳しくご紹介していきます。
塩素を除去することで雑菌が繁殖しやすくなる
水道水には、雑菌の繁殖を抑制するために塩素が加えられています。
この塩素を除去することで、水の味がまろやかでおいしくなるのですが、雑菌が繁殖する可能性が高くなってしまうのです。
浄水器でろ過した水を何日も保存しておくと、雑菌が繁殖し体に悪いということになってしまいます。
しばらく使わないとカビが生えてくる
浄水器のカートリッジは水をろ過するために活性炭などが入っているのですが、水をろ過したあとは、濡れた状態が続きます。
そのため、しばらく使わずに放置しているとカビが生えやすくなってしまいます。
カビの生えたカートリッジでろ過した水が体に悪いのはあたり前ですよね。
日本仕様のカートリッジと並行輸入品の違い
ブリタのHPには下記のような注意が記載されております。
家庭用品品質表示法に基づく浄水能力試験項目について
浄水器の交換カートリッジは、家庭用品品質表示法に基づき、JIS S3201に基づく試験結果を表示することが義務づけられています。この試験は除去対象物質ごとに行われるものであり、例えば、弊社の販売する「MAXTRA」については遊離残留塩素を含む15(項目)について試験を行っております。これに対して、並行輸入品は、日本正規品と比較して試験項目数が少なく、また浄水能力(総ろ過水量)が低いものがあります。日本正規品と並行輸入品の性能は同じではありませんので、ご注意ください。引用:ブリタHPより
このような実情を踏まえて、ブリタは体に悪いという噂が広がっているのではないかと考えられます。
一概にブリタの浄水器が体に悪いというわけではないようです。
ブリタだけではなく、浄水器を使う上でのリスクが体に悪いという噂につながっているんだね。
使うのをやめたという人が気にしたデメリットについて
ブリタを使っていた人の中には、使用をやめたという人も少なくありません。
なぜやめたのか、デメリットについて詳しくご紹介していきますね!
浄水能力が低い
日本で定められた基準をクリアしていますが、日本が取り除くべきだとするすべての有害物質を除去できる浄水能力がないんです。
具体的に言うと、国が除去を求めている有害物質は13項目あります。
- 残留塩素
- 濁り
- クロロホルム
- ブロモジクロロメタン
- ジブロモクロロメタン
- ブロモホルム
- テトラクロロエチレン
- トリクロロエチレン
- 1・1・1-トリクロロエタン
- 総トリハロメタン
- 農薬
- カビ臭
- 溶解性鉛
しかし、ブリタの浄水器は最大で12項目、平均すると10項目しか取り除くことができません。
安全ではありますが、その点を不安に思う人が多いってことなのかな。
水が漏れやすい
ネットの口コミには水漏れをデメリットとして挙げている方が多くいます。
置き型のポット型の浄水器の場合は、入れる水の量が適量でないとこぼれてしまうので注意が必要です。
また、蛇口につけるタイプの場合は、蛇口に接続するパッキンの大きさが合わないことが原因と考えられます。
ろ過したはずの水に黒や白の粒子がたまることがある
ブリタのHPのQ&Aによると、黒い粒子は活性炭、白い粒子はイオン交換樹脂とのことです。
いずれも体に害はないそうですが、あまり気持ちのいいものではないですよね。
その日のうちに使い切らなければならない
ブリタの浄水器で除去した水は保存がきかないので、その日のうちに使い切らなければなりません。
都度ろ過されるのを待つ必要があるのを面倒に感じる人には、あまり向いていないかもしれませんね。
ブリタの浄水器のメリットについても!
これまでブリタの浄水器のデメリットについて詳しく紹介してきましたが、もちろんメリットも多く、ネットの口コミには良い評価が多くあります。
水がおいしくなる
カルキ臭やカビ臭さがしっかりと除去されるので、おいしい水を飲むことができます。
コーヒーや紅茶、またお米などがおいしくなったという口コミが多くあります。
コストパフォーマンスが良い
ペットボトルでミネラルウォーターを買ったり、ウォーターサーバーよりも節約することができます。
ポット型のブリタの浄水器のカートリッジは月額500円ほどなので、ほかと比べると安くすみますね。
エコにつながる
ミネラルウォーターを購入する場合、都度ペットボトルのごみが出ますが、ブリタの浄水器の場合は、ごみは使用済みのカートリッジのみです。
また、使用済みのカートリッジは冷蔵庫などで脱臭剤として再利用することも可能なので、大変エコですよね。
ブリタの浄水器は体に悪い?やめたの声やデメリットがあるか調査!のまとめ
今回はブリタの浄水器は体に悪い?やめたの声やデメリットがあるか調査!について書いてきました。
ブリタの浄水器は体に悪いといったうわさはありますが、正しく使えば安心で安全に使用することができます。
またデメリットもありますが、それを上回るメリットも多くあるんです。
水は毎日飲むからこそ、こだわりたいものですよね。
この記事が現在浄水器を検討をしている方のお役に立てれば幸いです。
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