日本の花をイメージさせる花・椿。
庭木として植えると古風なイメージもあり、癒されるのではないでしょうか。
しかし、椿は縁起が悪く「椿の木はやばい」などと言われています。
椿の木がやばいと言われている理由には、縁起悪いという噂やスピリチュアルの意味があるのか気になりませんか?
ここでは、
・縁起悪いという噂やスピリチュアルの意味!
についてお伝えしていきます。
椿の木がやばいは本当?縁起悪いと言う噂について
「椿の木がやばいは本当?」の声が多く言われていますが、
・「チャドクガ」が発生するから
この2つがその理由とされています。
椿は「縁起が悪い」と言われている
椿は「縁起が悪い」と、一部の地方で昔から言われてきました。
縁起が悪いと言われている理由として、
また、椿の花が落ちる様子からも、庭で植えることを忌み嫌われていたそうです。
もし、椿を庭で植えたい場合には、椿は縁起が悪いと言われている地域なのかを確認してから植えるようにした方が良いかもしれませんね。
「チャドクガ」が発生するから
椿には「茶毒蛾(チャドクガ)」という毛虫が年に2回、大量発生します。
チャドクガに触れることで皮膚が赤くなり、激しい激痛とかゆみに悩まされることに。
チャドクガは椿を好むので、椿を庭に植えたい場合には、チャドクガからは逃れられないと言うわけですね。
実際にチャドクガの発生に悩んで、せっかく植えた椿を伐採する家もあるそうですよ。
椿の葉っぱにチャドクガの幼虫が付き、そこからはっぱを覆いつくすように大量に発生。
1枚の葉っぱを食べ尽くすと他の枝へと移動し、放っておくと木そのものが丸裸になるほど幼虫が増殖し、食べ尽くされてしまうんですね。
またチャドクガの毛虫の毒針毛は0.1mmほど極小で、風に乗って飛散します。
チャドクガに触れなくても、知らない間に毒針毛が皮膚に付着して痒みや痛みを引き起こす恐れがあるので、注意しなければいけません。
周り近所のことを考えると、安易に椿を庭に植えることはできないかもしれませんね。
椿はスピリチュアルの意味では縁起がいい!
椿を庭木にすると縁起が悪いと言われていますが、スピリチュアルの意味では縁起がいいとも言われています。
・東南
・南
・西
特に東南に植えれば兄弟が立身出世するそうです。
真冬でも強く、濃い緑の葉を付けていることから、不屈の生命力を示すとして縁起の良い木とされています。
また、長寿を祝う木としても椿が象徴されており、101歳と120歳の慶寿は「椿寿(ちんじゅ)」と言わていますね。
魔除けにも効果がある?
椿には魔除け・厄除けの意味もあります。
古事記が書かれた頃は、椿には「魔除けの力」があると信じられていたようですね。
宮中では魔除けの道具として、椿の枝で作った杖を使っていたのだとか。
また椿の魔除けの効力は「結界樹」と言われ、たった1本でも庭にあれば効力があるとされていました。
生垣にして家を囲うと、悪い気や魔力の侵入を防げると言われていたようです。
椿の木がやばいは本当?縁起悪いという噂やスピリチュアルの意味!まとめ
今回は「椿の木がやばいは本当?縁起悪いという噂やスピリチュアルの意味!」についてお伝えしました。
椿を植えてはいけないのは、こんな理由からでした。
・「チャドクガ」が発生するから
しかし、スピリチュアルな意味では椿は縁起の良い木だと言われており、長寿を祝う木としても言われています。
また昔から椿は魔除け・厄除けとしても効果を発揮すると言い伝えられています。
椿を庭に植える時は、害虫駆除は必須だということを覚悟しておかなければいけませんね。