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シャチが怖いのはなぜ?人間を襲わない理由や野生だと襲う可能性は?

シャチは怖い 生活

あなたはシャチについてどんなイメージがありますか?

シャチはイルカと似ていて、ショーを行っている水族館もあるほどの人気者。

一方で「海のギャング」とも呼ばれていますが、人間がシャチに襲われたというニュースは聞いたことがない方が多いと思います。

 

そこで今回の記事では、

・シャチが怖いのはなぜなのか?
・シャチが人を襲わない理由
・シャチが人を襲った実例はある?

などについてリサーチ・解説していきます、意外な発見があるはずですよ♪

キョウ
キョウ

シャチはなぜ人を襲わないの?

シャチが怖いのはなぜ?シャチは凶暴で賢い!

さて、それではさっそく「シャチがなぜ怖いのか」について、具体的に見ていきましょう。

結論から言ってしまうと、シャチが怖い理由は「凶暴でありながら賢い動物だから」ということ。

そう感じられるポイントとして、以下のようなシャチの特徴が挙げられます。

・運動能力が非常に高い
・知能が発達している
・乱暴な方法で獲物を食べる

ひとつずつ順番に解説していきますね!

 

シャチが怖い理由①:運動能力が非常に高い

シャチの恐ろしさのひとつに運動能力の高さがあります。

体長は小さいもので5m以上、最大で9mあると言われ、相当な巨体であるとわかりますよね。

その大きさに加えて、時速60kmから70kmで泳ぐことができるのだとか…。

 

さらに、水中から4mも跳ね上がる能力も持っています。

陸地に獲物を見つけると、ものすごいスピードで突っ込んでくることも!

他の生物にとっては、「出会ってしまったらもう終わり」と言える存在かもしれませんね。

 

シャチが怖い理由②:知能が発達している

シャチが恐ろしい理由として、知能の高さも挙げられるでしょう。

野生のシャチの群れでは、2頭で上下から獲物を挟み撃ちにする方法で狩りをするんだとか…。

その役割は、お互いにコミュニケーションを取って決めているそうです。

 

コミュニケーションの際は、それぞれが発する超音波を聞いて会話しているんですよ!

さらに群れの仲間が縄張り争いに負けたときには、力を合わせて相手に復讐することもあります。

会話でコミュニケーションをしたり、協力して復讐を企てたりと、まるで人間のようですよね。

 

シャチが怖い理由③:乱暴な方法で獲物を食べる

シャチが怖いといわれている理由で、とても説得力があるのが獲物の食べ方です。

運動神経を活かして陸地の獲物を追い詰めることは、説明済みですね。

オットセイやペンギンといった知能の高い動物も、やはりシャチには敵いません。

 

あっという間に海に引きずりこみ、水面にたたきつけるなどの強いダメージを与えるそう。

そして徐々に弱らせて獲物を味わう姿を想像すると、シャチが「海のギャング」と呼ばれるのも納得ですよね…。

続いては、そんな凶暴なシャチが「なぜ人間を襲わないのか」という疑問に迫っていきます。

 

シャチが人を襲わない理由は?野生だと襲う可能性はある?

冒頭でもお伝えしたように、「シャチが人間を襲った」という話はあまり聞きませんが、それはどうしてなのでしょうか?

水族館で飼われているシャチは、「人間はエサをくれる存在」と認識していると言われています。

高い知能を持つシャチにとって、人間は「従うメリットがある相手」なのでしょう。

 

またシャチの肉には、水銀など人間の身体に良くない物質が含まれています。

そのため、人間がシャチの肉を食べることはありません。

シャチからしても、人間の肉は小さすぎて「美味しくなさそう」に見えるそうです。

そういったことを、群れの中で小さい時から教育されているという説も…。

 

シャチの知能の高さは、つい恐ろしさを感じてしまうほどですよね。

そんなシャチと友好的な関係を築けるという意味では、人間は幸運な生物であるとも考えられるでしょう。

 

しかし、人間がシャチに襲われる心配がまったくないかと言うと、そうではありません。

大きなストレスを抱えると、野生どころか水族館で飼われているシャチですら人間を襲ってしまうこともあるのです。

続いてはその件に関して、実在した悲しいシャチの話を紹介します。

 

殺人シャチと呼ばれたティリクムとは?日本でも事故?

アメリカで飼育されていた、「ティリクム」というオスのシャチがいます。

ティリクムは、メスのシャチが多く飼育されている水族館で育ちました。

それが影響したのか、ティリクムが他のシャチからいじめを受けていたことがわかっています。

 

ティリクムはそのストレスのせいで3件の死亡事故に関与し、「殺人シャチ」と呼ばれました。

「人間が大好きで、ショーの練習にも熱心だった」という証言があったのにもかかわらずです。

ティリクムを特集したドキュメンタリー映画を、こちら(有料)で観ることができます。

シャチに興味のある方はぜひご覧になってください。

 

さて、海外でシャチが関与する死亡事故が起きているとなれば、日本でも危険な事故が起きているのか気になりますよね。

日本では、2001年にかなり危険な事故が起こったようです。

事故に関与したのは、鴨川シーワールドで飼育されていたオスのシャチ「ビンゴ」でした。

 

ビンゴは、訓練中にトレーナーをプールの底まで引きずり、数分間押さえつけたのです。

幸いにも、命にかかわるような事態にはなりませんでした。

しかし、トレーナーは腰を圧迫されて出血する大ケガを負っています。

 

野生のものも含めてシャチは人間に対して友好的で、襲われる可能性は少ないと言われています。

しかし、野生でも飼育下でも「襲われる可能性がまったくない」というわけではありません

シャチのショーなどを観る機会があった際には、トレーナーの仕事は命懸けだということを忘れずにいたいですね。

 

シャチが怖いのはなぜ?人を襲わない理由・野生だと襲う可能性はある?まとめ

今回は、「シャチが怖いのはなぜ?人を襲わない理由・野生だと襲う可能性はある?」について書いてきました。

シャチを怖いと感じること、その一方で人を襲わないことについて、理由や経緯を解説しましたが、いかがでしたか?

その身体能力の高さや知能の高さから、「海のギャング」とも呼ばれているシャチ。

野生でも襲われる可能性は少ないため安心ですが、珍しいながらも実在した事故の内容を見ると、シャチの怖さがよくわかりますね。

この記事によって、シャチに関する新たな発見をしてもらえたらとても嬉しいです♪

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