マラソンでペースメーカーの追い越しはあり?そのまま優勝していい?

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マラソンでよく先頭を走っているペースメーカーと呼ばれる人たち。彼らはレースにおいて重要な役割を担っており、今ではさまざまなレースで採用されています!

ペースメーカーはレースの途中まで走っていますが、最後まで走っている姿はあまり見たことがありません。

そうなると、ペースメーカーは「完走してもいいの?」「そのまま優勝してもいいの?」など、どのようなルールがあるのか気になりますよね?

そこでこの記事では、

・ペースメーカーの役割
・追い越しはあり?
・完走や優勝してもいいの?

という部分について書いていこうと思います!

マラソンでペースメーカーの役割とは?

マラソンのペースメーカーにはどんな役割があるのでしょうか?

マラソンでのペースメーカーは言葉の意味通り「ペースをつくる人」なのですが、役割としては主に2つあるようです!

①レース序盤でランナーがペースを乱すことがないように先導する
②ランナーが受ける風の抵抗を減らす

レース序盤でのペースメイク

1つ目の役割はレース序盤でのペースメイクです!

ペースメーカーの基準は各大会で異なっており、「このレースは〇〇kmあたり〇〇分〇〇秒で走ってください」という条件がレースごとに決まります。

選手たちはペースメーカーの基準に合わせて走ることで、高水準かつ均等なペースで走り続けることができます!

よく「ペースメーカーは必要なのか?」という論争が行われますが、選手自信が自身のタイマーで「今何キロで何分だから少しペースを落とそう」とか考えたりするのは大変ですし、序盤で誰かがペースを飛ばし、それを意識したライバル選手たちがペースを乱すことが考えられますからね。

風の抵抗を減らす

2つ目の役割は風の抵抗を減らすことです!

先頭を走ることで前からの風の抵抗を直に受けることになり、それだけ体力の消耗が早くなります。そうすると他の選手の出方をうかがいながらのレース展開になりますもんね。

また他のチーム競技でも言われていることですが、チームのメンバーで先頭を走る選手を交代させながら、体力の消耗を分散する戦略があったりしますよね?(スピードスケートのパシュートのような)

つまり、ペースメーカーが基準となるタイムで走ることで、先頭を走る選手の負担を少しでも減らし、レース全体で好記録を出すことが目的ということですね!

キョウ
キョウ

ペースメーカーは陸上競技の商業化が目的で導入されているから、大会自体を盛り上げたいんだろうな。

オリンピックマラソンにペースメーカーはいない?

ただペースメーカーが事実上用いられていない大会もあるそうで、それがオリンピック世界選手権です!

先述したように、ペースメーカーというのは先頭を走る選手の負担をできるだけ減らすために用意された人たちであり、いわば選手をサポートするチームメイトみたいなものですよね。

ただオリンピックや世界選手権のような各国で争う大会に関しては、国ごとに出場選手の枠が決められており、それぞれの選手にとって他の選手はライバル関係にあることから、協調行動を取ることができないという事実があります!

キョウ
キョウ

オリンピックは選手同士の熾烈な駆け引きが見れそうだね。

マラソンでペースメーカーを抜かすのはあり?

ここでふと浮かんでくるのが「ペースメーカーを抜かすのはありなの?」という疑問です。

結論からお伝えすると、ペースメーカーを抜かすのは全然ありです!

実際にペースメーカーは、選手たちが好タイムを出すためのペース配分の目安でしかないため、本人が「今日はいけそうだな」「もうちょっとペース上げたいな」と思えば、ペースメーカーを追い越しても問題ないのです。

実際にレース中に「ペースメーカーが遅くてイライラした」なんてことを思っていた選手もいるようですね!

マラソンでペースメーカーの完走やそのまま優勝はあり?

ペースメーカーが完走することや、レースでそのまま優勝することは認められているのでしょうか?

これに関しては、完走が認められる場合と完走が認められない場合のどちらもあります。ペースメーカーは大会の主催者と契約を結ぶわけですが、その時の契約によるということですね!

もちろん、完走が認めらるレースであればペースメーカーが自ら優勝しても問題ありません

ペースメーカーは先頭の選手の前を好タイムで走り続ける役目であるため、それなりに力のある選手が選ばれますからね!

ペースメーカーが優勝した事例

実際にペースメーカーが優勝したとされるレースとその選手を紹介します!

年代 大会 選手名
1994年 ロサンゼルスマラソン ポール・ピルキントン
1994年 ランスマラソン バンデルレイ・デ・リマ
2000年 ベルリンマラソン サイモン・ビウォット
2001年 シカゴマラソン ベン・キモンジュ
2017年 バルセロナマラソン ジョナ・チェスム

ただペースメーカーが終盤まで先頭を走っているレースはほとんど見たことないですよね?

ペースメーカーは通常どのくらいの距離を走ることが多いのでしょうか。

ペースメーカーは何キロまで走ることが多い?

実際にペースメーカーが走る距離は、25km〜30km地点までのことが多いようです。

これも契約で「何キロまで先頭集団を引っ張ってください」と言われるようですが、そのまま棄権することもありますし、ペースは落とすが完走はするという選択肢もあります。

PACE」というゼッケンをつけている選手がペースメーカーになりますので、30キロ付近で目で追ってみるとわかりやすいかもしれませんね!

ペースメーカーがいなくなった後は競技者が単独で走ることになりますが、そこからペースが遅くなることもあるそう。

選手も「ペースメーカーがいいタイムでレースを引っ張ってくれたことが、いい結果に繋がった」と語っていることから、ペースメーカーというのは重要な役割を担っているということが分かりますね!

マラソンでペースメーカーの追い越しまとめ

いかがだったでしょうか?

ペースメーカーは先頭を引っ張っていく重要な役割がありましたが、もちろんみなさん人間ですがから、その通りにいかないこともあります。そこから動揺することなく、自分のペースを維持できる勝負強さを持っている選手がレースで勝つことができるのです。

また普段からペースメーカーに頼ったタイム重視のレースをすることにより、マラソンの醍醐味である駆け引きの面白さが損なわれているという指摘があります。

要はレースへの勝負強さという経験が不足するため、「ペースメーカーはいらない」と言われることもあります!

オリンピックではペースメーカーがいませんので、そういった経験値の不足が結果として現れないようにしないといけませんね!

 

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