2024年上半期から新札(新紙幣)が発行予定で、新しいデザインを楽しみに待っている人も多いと思います。
しかし、新札が発行された後は旧札はどうなってしまうのでしょうか?
もし使えなくなるなら新札と交換をした方がいいかもしれませんが、その方法が分かっているなら知っておきたいですね!
そこで今回は、新札になれば旧札はどうなる?について調べました。

日本政府は高齢者の持っている多額の「タンス貯金のあぶり出し」をするとか噂があるが…本当なのか?
新札になれば旧札はどうなる?

結論から言うと、新札が発行された後も旧札は使えます!
財務省の公式ホームページを確認すると、すでに発行されていない古いお金でさえも使用できることが明記されています。
なので、『2024年 新デザインに変更されると旧札や旧硬貨が使用できなくなります』といった切り口の案内はがもしあった場合は詐欺で間違いないでしょう。
新デザインに切り替わった後、しばらくは新旧の紙幣がごちゃまぜになって流通します。
なぜ紙幣は定期的に新しいデザインになる?
紙幣は約20年ごとに新しく発行されます。
なぜ定期的に新しいデザインに変わるのかと言うと、偽造紙幣対策のため。
新しく発行される紙幣には最新の技術が投入され、今まで以上に偽造防止が強化されるそうなのです。
・「すかし」は、今までよりも高精細で再現しにくい模様を採用。
・角度を変えると立体画像が回転しているかのように見える最先端の「ホログラム」技術。
・紙幣を区別するために記されている「記番号」は現在の最大9桁から10桁に増やす予定。

旧札が使えなくなることはないのね!安心したわ!
旧札はいつまで使える?

2024年に新札が発行されても、旧札は価値が下がることなく使えます。
現在の一万円・五千円札・千円札、さらにそれより古いお札も大丈夫◎
お金は一旦発行されると、法令に基づく特別な措置がとられない限りはずっと使えるんです。
旧札のタンス預金のあぶり出しって本当?
冒頭でお伝えしたように、日本政府は高齢者の持っている多額の「タンス貯金のあぶり出し」をするとか噂がありますがこれは嘘です。
新紙幣のデザインが変わるのは約20年ごとに定期的に行われている行事みたいなもの。
高齢者が貯め込んでいるタンス貯金の旧紙幣を出させるために、新紙幣を発行するわけではないようですね。
ただ、市場でお金を流通させると経済アップにつながるので、各家庭に眠るお金を覚醒させて消費や投資に使って欲しいという本音はあるかもしれません。

蓄えをタンスの肥やしにせずに、たまには新札に交換してみようかな…。
旧札を新札に交換する方法

銀行で交換してもらう
旧札に限らず、古いお金は銀行で交換してもらうことができます。
どんな銀行でも窓口には両替票や両替依頼書があるので、そちらに記入して窓口の人に出せばOK。
もし分からない場合は窓口の人に「古いお金を交換して欲しいです」と伝えれば、丁寧に教えてくれますよ!
また交換する際に必要な両替手数料は銀行によって異なります。
両替手数料については銀行のホームページで紹介されているので、事前に口座を持っている銀行で手数料があまりかからないところを探しておくと◎
ATMで交換する
銀行の中に設置されているATMは、ほとんどが両替機能に対応しています。
ただし最近ではキャッシュレス決済が盛んなこともあり、現金の両替には何かと手数料がかかりがち。

身近な場所で交換ができるのね!それは有り難いわ!
新札になれば旧札はどうなる?いつまで使える?交換する方法も調査まとめ
今回は「新札になれば旧札はどうなる?いつまで使える?交換する方法も調査」について書いていきました。
2024年に新札が発行された後も、旧札は今まで通りに価値は下がることなく使えるということが分かりました。
法令に基づく特別な措置がとられない限りは、今のデザインではないお金でも問題なく使えます。
また旧札から新札へ交換する方法は、銀行・ATMでできるそうです。
もしタンス貯金でたくさん貯めているとしたら、新紙幣にチェンジするのが無難だと言えるでしょう!