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沖ノ鳥島がずるい理由はなぜ?島じゃなく岩だろ!中国の主張は?

沖ノ鳥島は日本最南端の島で、とても小さいのですが国際的な問題になっていてニュースでも度々登場しています。

日本の国土面積を上回る約40万平方キロメートルもの排他的経済水域を持ち、日本の国土保全上とても大切な島だと言われています。

しかし、ネットで沖ノ鳥島と検索をすると「ずるい」というワードを見掛けることも…。

 

そこで今回は、沖ノ鳥島がずるい理由はなぜ?について調べました。

また島じゃなく岩だろ!中国の主張は?も確認していきます。

テレビでよく出ている島ですよね!
何がずるいのでしょうか?

 

沖ノ鳥島がずるい理由はなぜ?

結論ですが、沖ノ鳥島がずるいと言われている理由は見た目が小さく「島」というよりか「岩」だから。

しかし、日本政府が沖ノ鳥島を「島」だと判断しているので「ずるいぞ、沖ノ鳥島は岩だ!」と否定をする国があるので日本が沖ノ鳥島を領土とすることを認めていません

<排他的経済水域とは?>
魚を捕ったり天然資源の発掘をしてもいい場所だと認められている国の海域。

 

上記の写真でも見て分かる通り、「島」と呼ぶにはあまりにも面積が小さいように感じませんか?

他の国が「岩」だと主張するのも分かると思います。

しかし、沖ノ鳥島は満潮時にはたった16㎝しか見えませんが、礁内の面積は約5.8㎢で東京ドーム107個分もの大きさです。

東京ドーム107個分の大きさなら「岩」だとも言えないですよね…。

 

沖ノ鳥島は島じゃなく岩だろ!中国の主張とは?

沖ノ鳥島を島だと認めていない国は実はたくさんあり、台湾や中国は「沖ノ鳥島が日本のものではない!」と否定し続けています。

しかし、国際法の法律によれば沖ノ鳥島は「島」と認められることもできますが「岩」だという反論もあります。

国際海洋法で、

・第1項で…「島とは自然に形成された陸地である事」
・第3項…「人間の居住を維持できない岩とすれば排他的経済水域を有する事は出来ない」

ときちんと決まっています。

日本は第1項に従い、沖ノ鳥島を「島」であると判断。

 

中国の主張はどんなもの?

沖ノ鳥島は日本の排他的経済水域であるのにも関わらず、中国側は現在も勝手に水域内に潜入し調査をしているとニュースで見掛けるかと思います。

このことは大問題となり、日本政府が猛抗議をしました。

中国は今でも沖ノ鳥島を「岩」であると判断していて、領土は認めるものの排他的経済水域を有するのは認めないと主張しています。

 

しかし、中国は南沙諸島のジョンソン南礁という場所を保有していて、その島は満潮時になると沖ノ鳥島と同じように小面積になり日本が主張していることと同じようなことをしているのだとか。

南沙諸島はもともと日本が領有権を持っていたのですが、第二次世界大戦の敗北によりサンフランシスコ平和条約で領有権を放棄。

歴史的な観点から見て、同じようなことや主張をしているのだと思いますよね。

「岩」じゃない「島」じゃないと、お互いに必死に主張をしてるってことよね…。

 

沖ノ鳥島を日本が守るメリットは?

では、小さな岩ほどの沖ノ鳥島を日本が大切に守っているのではなぜでしょうか?

それは、豊富な資源や魚がたくさんとれて日本になくてはならない島だから。

この小さな沖ノ鳥島があるおかげで、日本の「排他的経済水域(はいたてきけいざいすいいき)」の範囲が大きく広がっているのです。

そもそも日本は海に囲まれた海洋国家で、国土面積は小さく天然資源はなかなかとれません。

ですので、日本にとって海底資源の発掘が出来る沖ノ鳥島は、経済的に考えてとても重要な島だと言えるのです。

 

また沖ノ鳥島を保護する周囲のブロックと、コンクリートの埋めた立てなど750億の費用が掛かっていると言われています。

沖ノ鳥島は岩礁で出来た島で浸食されやすく台風の発生する場所で、消滅しやすい小さな島です。

ですので、維持するのに多大な費用がかかるのですね。

 

沖ノ鳥島は平和を維持している?

また沖ノ鳥島は、平和を維持する上でとても大切な島だとも言えます。

中国とアメリカが戦争せざるを得ない状況になった時に中国は調査のために太平洋側に潜水艦を送り込まなければなりません。

日本の領土であることから、中国は潜水艦を太平洋側に安全に送り込めないのでアメリカを攻め込むのは難しくなってしまうわけです。

今日の平和が守られているのは、沖ノ鳥島が一役買っていると言えるのでしょう。

小さな島だけど、その存在感が抜群なんですね♪

 

沖ノ鳥島がずるい理由はなぜ?島じゃなく岩だろ!中国の主張は?まとめ

今回は「沖ノ鳥島がずるい理由はなぜ?島じゃなく岩だろ!中国の主張は?」について書いていきました。

沖ノ鳥島がずるいと言われる理由は、その小さな面積から「岩だ!」と他国から否定されているということが分かりました。

沖ノ鳥島は一見、なんの変哲もない岩のようなものに見えますが実は日本にとっては大切な島です。

台風の影響などで浸食されやすく消滅しやすい島ではありますが、サンゴを植えて陸地を作るための工夫もされています。

いろいろと批判をされがちですが、これからも日本の領土で在ってほしいものですね。

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