老後の生活資金は夫婦2人でどのくらい必要?年金と退職金で賄えるのか

お金

老後に暮らしていくために必要な生活資金はどれくらいだろうか。

将来が何となく不安だけど、老後にはどのくらいのお金が必要なのだろうか、と思っている方も多いと思います。

今回は仮に定年後に働かずに暮らしていこうと思った時に、年金と退職金でどれほど老後の生活資金を賄えるかを具体的にみていきます!

老後の生活資金ってどのくらい必要?

65歳で定年を迎え、それ以降は働かずに平均寿命まで生きるとした場合ですが、2020年時点で平均寿命は男性だと82歳、女性だと88歳なので、88歳まで生きたとして試算します。

最低限の生活

まずは生きていくための最低限の生活をするためには、夫婦2人で22.1万円が必要だと言われています!

そうすると60歳から88歳までの必要な生活資金は、22.1万円✖️12ヶ月✖️23年=6100万円となります。ただこれは最低限の暮らしであって、老後を楽しむんだったら、もうちょっと旅行に行ったり、孫にプレゼントをあげたりしたいですよね。

ゆとりのある生活

ではもう少しゆとりのある生活をしようと思った場合はどのくらい必要なのでしょうか。

ゆとりのある生活をするには、夫婦2人で36.1万円が必要だと言われています。

そうすると60歳から88歳までの必要な生活資金は、36.1万円✖️12ヶ月✖️23年=9963万円となります。これを聞いただけで気が遠くなりそうなくらいの大金ですね。

年金と退職金の受け取り額は?

では実際に受け取れる年金と退職金はどれくらいでしょうか。

年金

まず年金についてですが、国民年金の1人あたりの平均支給額は5.5万円です。さらに会社員の方であればここに厚生年金が上乗せされ、男性だと17万円、女性だと11万円もらえることになります。

仮にどちらも会社員で定年まで働いたとすると、2人で17万円+11万円=28万円なので28万円✖️12ヶ月✖️23年=7728万円が貯まることになります。

もし自営業の場合は、国民年金のみの支給になりますので、ご自身でしっかりとお金を管理し、老後の資金づくりをしておくことをおすすめします。

退職金

次に退職金はどうでしょうか。最近では終身雇用が無くなったなど騒がれておりますが、学歴や会社の規模などによっても金額が変わってきます。

例えば大企業勤めで大卒の場合は2400万円、高卒の場合は2200万円であり、中小企業勤めで大卒の場合は1200万円、高卒の場合は1000万円となっています。

大学卒 高校卒
大企業 2400万円 2200万円
中小企業 1200万円 1000万円

ただ新卒から同じ会社で働き続けるということ自体が珍しくなってきている時代ですので、退職金自体は少し少なめに見積もっていた方がいいと思います。

どのくらい貯めれば足りる?

ではこのまま働き続けた場合、定年後働かずに生活するためには自分でどのくらい貯めたらいいのでしょうか。

仮に大卒の夫が中小企業で定年まで働いた場合、年金は17万円✖️12ヶ月✖️23年=4692万円、退職金は1200万円となり、奥さんが専業主婦の場合、年金は5.5万円✖️12ヶ月✖️23年=1518万円となり合計で6210万円です!

この金額だと最低限の暮らしができる程度でしょうか。ただ考えないといけないのは、この先も今の金額で年金が支給されることはないだろうということです。

2014年に厚生労働省が年金の財政検証結果を発表しました。それをみたらわかるのですが、例えば2014年度時点で35歳だった方が70歳になった時、夫婦2人奥さんが専業主婦の場合で24.7万円の厚生年金を受け取るためには、世間の手取り月収が52万円まで上がる必要があると試算しています!

平均年収でいうと840万円です。つまり年収を引き上げればインフレにより価値の下がった24.7万円が給付できることを意味しています。

ただ年収を引き上げるのは難しく、年金は価値の下がったお金で給付されます。また70歳でもらうことのできる24.7万円は現在の価値に置き換えると、10万円にしかなりません。

なのであまり年金だけで生きていこうとするのは得策ではない気がしますね。それからもっと長生きすることも十分に考えられます。

そう考えるとやはり年金、退職金とは別に夫婦2人で2000万円くらいはあったほうが安心というのは、間違いではなさそうです。

ただゆとりのある暮らしをしたいのであれば4000万円ほどはあった方が良さそうな気はします!

老後の生活資金で必要な金額のまとめ

今は昔のような同じ会社で働き続けることも珍しくなり、様々な生き方ができるようになってきました。

本当は年金や退職金をあてにせずとも生きていけるだけの生活資金があるのが理想です!

将来どのくらい生活資金が必要かというのがわかったかと思いますので、今からしっかりとお金をためて、楽しい老後を過ごしていただければと思います。

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