OpenSea(オープンシー)で「自分のアートをNFTで販売するぞ!」と思っている方に朗報で、『二次流通』という仕組みがあります。
ワードを聞いたことある方もいるかもしれませんが、『二次流通』って何なのでしょうか?
そこで今回は、『二次流通』の意味とOpenSea二次流通の手数料について調べてみました!
またロイヤリティの設定方法・相場や、二次流通が抱える注意点も見ていきましょう。

二次流通の手数料って、どれくらいもらえるのかな?
『NFT』を活用した二次流通とは何?
わーー😆
なんと、本日2点目の二次流通が成立しました✨嬉しいです😊
0.003ETH → 0.015ETH✨出品していただいた BlueManさん @masa17171717171
お迎えしていただいた 29C754さん Twitterわかりませんでした😭🙏
お二方ありがとうございました😆#NFT #JPNNFT #MapPalette pic.twitter.com/kr0AUsflSH— MapPalette|完売中|マップさん (@MapPalette) June 11, 2022
まず始めに『NFTを活用した二次流通』とは、一体なんでしょうか?
端的に言うと、作品を制作するクリエイターに流通・販売を繰り返す度に継続して手数料が支払われるという仕組みのことです。
これまでのアートの収益というのは、「売ればおしまい」でした。
しかし、NFTを活用することで転売が繰り返されれば手数料が継続して入る【ストック型】へと変化。
アート意外にもミュージシャンのコンサートチケットにも転用して使用ができるなど…いろいろな場面での活用方法があると言えるでしょう!
もし、「NFTアートを売りたい!」と考えている方がいらっしゃるなら、その作品の販売が二次・三次・四次と繰り返される度に 一定の手数料が還元され続けるということになります。

まさに“不労所得”ってわけだね!
OpenSea:『二次流通』の手数料とは?
NFTの買い手の立場からすれば、クリエイターには、ぜひ二次流通手数料を設定してもらいたい
所感では、99%のアートは一度買われた後、売り手が見つかることはない
二次流通収益があれば、クリエイター・運営側も商品を紹介し続けるインセンティブがあり、これは結果として買い手のメリットにもなる
— Guko (@crypt_guko) April 1, 2021
NFTのメリットは、一次販売で売れた後も二次販売からロイヤリティ(手数料)が設定により『最大10%』もらうことが可能になります!
今までのアート作品は、売れても原作者に入る収益は1度限り。
それが、暗号資産のブロックチェーンはデジタル作品に対してトークンを紐付けることにより、販売されても原作者に対してロイヤリティ(手数料)が入り続けます。
『二次流通』ロイヤリティの相場は?
ロイヤリティの相場はどうなのでしょうか?
結論から言うと、3%〜5%が相場だと考えている人が多そうですね!
もう少し高くてもいいのではとも思いますが、ロイヤリティを低くし、流通のハードルを下げた方がより多くの還元を得られるという考え方なのでしょう。
たとえば、初回販売時に1万円で購入されたNFTが、その後に5万円、50万円、100万円と転売されていった場合のクリエイターの収益はどうなるか。(OpenSeaの手数料は考慮しない)
1万円 + 5万円×3% + 50万円×3% + 100万円×3% = 4万4500円
このように、3%でこのような流通が起きた場合、クリエイターの収益は初回転売時の利益4万円を超えることになります。
転売を重ねるごとに、クリエイターにも収益が入り続けるのは嬉しい仕組みですね♪
『二次流通』ロイヤリティ設定方法
ここからは、ロイヤリティの設定方法について見ていきたいと思います。
アカウントのロゴにカーソルを合わせます。
2. 【My collections】を選択してください、ページが変わります。
3. 鉛筆のロゴが目印の【Edit】を選択してください、ページが変わります。
4. 【Royalties】と記載されている欄に希望する割合を入力し、【Your payout wallet address】には自分のウォレットのアドレスをコピぺして下さい。割合の欄には『0.1%〜10%』まで入力が可能。
※入力する際は『%』は不要です。「0%」を希望する場合は空白にしてください。
以上で、OpenSea(オープンシー)の二次流通の設定は完了です。
あとは、アートが売れるのを待つだけですね♪

手数料をもらえるとなると懐が潤っていいよね!
なお、OpenSeaでは手数料としてイーサリアムが必要になりますので、事前にコインチェックで購入しておきましょう!
『二次流通』が抱える注意点!
現在、OpenSea(オープンシー)のが二次流通に関する注意点は、こちらになります。
NFTマーケットプレイスのRarible(ラリブル)に転売された場合は、二次流通の手数料を受け取ることができないこと。
NFTの閲覧・調達・制作・販売までできる、NFTマーケットプレイスのひとつ。
NFTマーケットプレイスと言えばOpenSeaが有名なものの、Raribleも機能性の豊富さから注目を集めている。
しかし、2022年6月11日時点でOpenSeaとRarible(ラリブル)はこの課題解決に取り組んでいると発表しています。

OpenSeaとRarible(ラリブル)が協力をすれば、より二次流通が活発になるのかな?今後の動きに期待したいね!
OpenSeaの二次流通の手数料は?ロイヤリティ相場や設定も!まとめ
今回は「OpenSeaの二次流通の手数料は?ロイヤリティ相場や設定も!」について書きました。
NFTを活用することでこれまでのアート販売の収益システムとは違い、不労所得を得るチャンスを手に入れることができるでしょう。
NFTのメリットは、一次販売で売れた後も二次販売からロイヤリティ(手数料)が設定通りの『最大10%』もらうことが可能となっています。
NFTアートに興味が湧いてきた方は、是非チャレンジをしてみて下さい!
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