2019年から国体の種目にもなったeスポーツ(コンピュータゲーム)。
お笑い事務所の大手・吉本興業がeスポーツプロチームを作ったり、世界大会が開催されたりと昨今目覚ましい成長を遂げている業界です。
さらには、2021年には男子中学生の将来なりたい職業2位にランクインしたりと若い人達にとって憧れのジャンルとなっています!
そんな注目株のeスポーツですが、ネット界隈では今多くのプロゲーマーが過去の炎上発言が問題視をされているようですね…。
そこで今回は、有名プロゲーマーの炎上・問題発言をまとめてみました。
またなぜ不祥事が相次ぐのか?その理由についても考察してみましょう!

僕もゲーム大好きなんだけど、なんでプロゲーマーは失言が多いのか気になってたんだ!
たぬかなの炎上まとめ!問題発言・差別発言を調査!
身長170センチ 年収700万以上 MARCH大学は超えてないと人権無いwってたぬかな先輩が言ってました pic.twitter.com/HtUzFM1xII
— えにくす (@ksinky3) April 29, 2022
プロeスポーツチーム『CYCLOPS athlete gaming(CAG)』に所属していた女性プロゲーマー・たぬかなさん。
eスポーツ界では珍しい女性のプロゲーマーとして活躍をしていたこともあり人気だったようですね。
しかし、炎上・問題発言が相次ぎ、とうとう所属事務所から契約解除をされてしまいました。
問題発言①:身長170cm以下の男性は人権がない
発端はウーバーイーツの身長170㎝以下の男性配達員から連絡先を聞かれたことを迷惑に感じたことでした。
「170ないと、正直人権ないんで。170センチない人は『俺って人権ないんだ』って思いながら、生きていってください」と発言した配信動画が物議を醸しだしました。
この発言は大きく炎上し、女性は所属事務所から解雇されるきっかけになりましたね。
問題発言②:Aカップは生きる資格がない
2022年2月に配信された動画の中での発言です。
「(胸のサイズは)Aカップに人権はない。 Bでギリ。一般的にCから人権だと思う」という内容でした。
このような自分勝手な持論を展開していたことから、不快感を感じた人も少なかったはずですね…。
同じ女性を軽視するのはどうかと思いますね。
問題発言③:社会のゴミオブゴミ
さらに、自分を批判する人に対して噛み付く発言もありました。
「生きてる価値もない、低所得で正社員にもついていないような社会のゴミオブゴミ」という内容でした。
昔から批判を向けられるような発言をしていることを踏まえると、たぬかなさんは過激な思想をしているのかもしれませんね…。

この人の失言は救いようがないよ…。
特大ブーメランが自分に刺さった結果になっちゃったね。
saraの炎上まとめ!問題発言・差別発言を調査!
チームからの処分が決まりました。僕の発言は決して許されないものであり、重く受け止めています。
改めて、応援してくださるファンの皆様、また関係者の皆様、ご迷惑をおかけして本当に申し訳ございません。僕の発言で不快な思いをされた方々に、深くお詫びいたします。 https://t.co/qZa45RWgf8— RC SaRa (@BLUEBERRYNOOB__) May 3, 2022
プロのeSportsチームを運営する「REJECT」、同社のPUBG MOBILE部門所属のプロゲーマーSaRaさん。
SaRaさんはどんなっ問題発言をしたのでしょうか?
問題発言①:障がい者やろマジで
他の選手が2022年5月1日に配信している最中に聞こえてきた発言だったと言われています。
SaRaさんは事実を認め、12月末までの活動停止処分・当該期間の報酬全額カット・社会貢献活動への参加という処分を下されました。
この処分を受けSaRaさんは自身のTwitterで謝罪。

自分の思い通りに行かなかったから暴言を吐いちゃったのかな…。
アヤゲーターの炎上まとめ!問題発言・差別発言を調査!
CAG所属のプロゲーマーのAyagator(アヤゲーター)の過去の暴言が障害者差別すぎて震える。
この時代に、しかも顔出しで何故このうような発言ができるのか?
プロゲーマーと呼ばれる人たちの人間性を疑わざるを得ない。 pic.twitter.com/POStNfJ21V— 悠久の2ちゃんねらーMONA (@jftkou2) February 18, 2022
プロeスポーツチーム『CYCLOPS athlete gaming(CAG)』に所属のAyagator(アヤゲーター)さん。
Twitterの暴言はチームに所属をする前だということで、たぬかなさんのように契約解除をされることはありませんでした。
しかし、あまりにも酷い発言が多いので代表的なものをご紹介していきましょう。
問題発言①:ゴキブリかよ害虫潰すぞ
2018年、「お前TL流れてくんの目障りだわゴキブリかよ害虫潰すぞ」という内容のツイートをしていました。
アヤゲーターさんから見て、理解度が低いと感じられるユーザーについて批判を繰り返していたようですね。
過激な差別発言にネットでは“たぬかなが契約解除ならアヤゲーターも同じ処分じゃないとおかしい”という声もあるくらいです。
問題発言②:汚ねぇ女
2017年12月30日のTwitterにこう書かれていました。
職場にいた女性が気に食わなかったようで、こっそりTwitterに書いたのでは?と思います。
アヤゲーターさんは現在20歳で、この頃はまだ高校生だったのでしょう。
高校生にしても言っていいことと悪いことの区別はつきそうなのですが…。

「人間として信用されるプロゲーマーになりたい」って本人は言ってるけど…。
何度も同じような失言をしてる人は直らない気がするなぁ…。
なすてるの炎上まとめ!問題発言・差別発言を調査!
アンタもガイジって表現してたやん
— GTM・C 3 (@CcchrG) May 3, 2022
プロのプレイヤー兼経営者としても、eスポーツ界でカリスマ的存在のなすてるさん。
同じプロゲーマーであるSaRa選手の炎上発言を受け、代表として謝罪をしていましたが…。
実はなすてるさんも過去に失言をしていたことが分かりました!
問題発言①:ガイジ
口癖のように「ガイジ」と連呼していたそうです。
「ガイジ」とは一般的に知的障害児などを指す言葉で、なすてるさんは日常的にTwitterのコメントに対して噛みつくように「ガイジ」と返信していました。
「頭おかしい」「頭悪い」「ひどい」的な意味で使っていたのでしょう。

類は友を呼ぶって感じかな…?
日常的に「ガイジ」って言葉を使ってるの子どもっぽいね…。
コバトンの炎上まとめ!問題発言・差別発言を調査!
人権がゲーム用語ならコバトンのあつ森ガイジはどうなるんだろwwϵ( ‘Θ’ )϶ https://t.co/PXvaHB7Xp9
— 宴会部長 (@Doomsday_Jesus_) February 20, 2022
たぬかなさんと同じチームに所属するプロゲーマー兼マネージャーKbaton(コバトン)さん。
2016から2017年にTwitter上で暴言を吐いていたとネット上で拡散、チームを運営する『ブロードメディアeスポーツ』はコバトンさんについても2月18日付けで契約解除した発表されました。
暴言が次々と告発されると、2月17日までにアカウントごと削除をしたそうです。
問題発言①:ガイジな村民しかいないよな
「高田馬場のガイジども」「どうぶつの森の村ってガイジの隔離施設かと思うくらいガイジな村民しかいないよなw」と何度も過激発言を繰り返していました。
「ガイジ」というワードを吐くプロゲーマーが多いように思いますが、プロゲーマーにありがちな身内のノリという感覚だったかもしれませんね。
それにしても、感性が違うものに対して暴言を吐くのは間違っている気がします…。
問題発言②:俺の所属チームで草
たぬかなさんが炎上をしていた裏側で「こんな大事になるとは…ww」「俺の所属チームで草」と軽口を叩いていたということも分かっています。
たぬかなさんとは同じチームでマネージャー(監督者)という立場なのに、ちゃんと謝罪をするつもりも庇うつもりもないのでしょうね…。

かつて仲間だった人のことを他人事のように呟くのは酷いな…。
iSeNN(あいせん)の炎上まとめ!問題発言・差別発言を調査!
iSeNNこんなこと言っていたのに…
「関係者の言動が社会的に通用しないものだと後に続く方たちが大変なので、最近はみんな気をつけてますね」 pic.twitter.com/UmTtb151Y8— うえんた (@uenta) June 6, 2022
iSeNN(あいせん)さんは、eスポーツ専門家として活動をしていたプロゲーマーです。
元警察官という異色の経歴を持っているiSeNN(あいせん)さんですが、2022年6月6日に女子高校生にわいせつな行為をしたとして児童福祉法違反の疑いで逮捕されました。
問題発言①:俺は黒髪清楚系女子高生が好きなんだが
2017年3月20日に、自身のTwitter上で『俺は黒髪清楚系女子高生が好きなんだが』と投稿しました。
この時は、「若い女の子が好きなんだな~」くらいに思ったファンも多かったはずです。
しかし、とある女性配信者が現役高校生だと伝えることがあると
「まじ?」
「テンション上がってきた」
などと興奮気味に返信。
このことから、性的な意味で女子高生が大好きだったのだと分かりますね。
問題発言②:プロ引退後のセカンドキャリアのことまで想定して活動するべき
現役引退後の2019年に受けたインタビューでiSeNN(あいせん)さんは、
プロ引退後のセカンドキャリアのことまで想定して活動するべき。
eスポーツの現場は最低限のプロ意識を身につけさせるのが精一杯、引退後の身の振り方まで考えられる段階ではありません。
SNSでの発言やコミュニケーションに関する指導が最優先になっています。
ゲームだけをしてきた方々には、コミュニケーション能力が一般的なレベルに達していない方も多いです。
僕は社会人を経験しており、引退後のこともある程度は想定していた。
引用元:Esports world
と、語っていました。
こんなに立派な発言をしているにも関わらず、裏では法に触れる行為をしていたというのはとても残念でなりませんね。

元警察官が逮捕されるなんて…悲しいよね…。
プロゲーマーの炎上はなぜ起きるのか?
最近プロゲーマーの失言が相次いでいるけど、そもそもゲーマースラングがちょっとどうかと思う物が多い。
人権、脳死プレイ、ガイジ…対人ゲームや配信で聞くとげんなり。
eスポーツというならこういう文化から変えてほしい。私もゲーム好きですが、子どもたちに触れさせたいと思えなくなってしまう。— 黒田加那@西日本新聞 (@kurokanannp) May 3, 2022
たぬかなさんの発言後、芋づる式に不適切発現を炙り出されているプロゲーマー達。
探せば探すほど、もっと炎上発言が出てきそうな気もしますがなぜ炎上は簡単に起こってしまうのでしょうか…考察をしてみました!
小さい頃からスポーツを嗜んでいた人は分かると思いますが「相手と争って勝敗を決める競技」はヒートアップしがちになります。
そのため冷静さを欠いてしまわないように、武道・格闘・囲碁将棋・球技などは、初めと終わりに「礼」を徹底するなど幼少期から相手への敬意を忘れないようちゃんと叩き込まれます。
ですが、ゲーム界隈はそんなことを教えてくれる先輩や指導者があまり存在しておらず、ネットで行うため挨拶や礼儀が希薄なのは明確。
さらに某掲示板などでは、差別的な侮蔑表現で相手を罵り合う文化が根強く残っているのも原因かと思います。

ゲームの中でも礼節を重んじなければいけないよね!
プロゲーマーの炎上まとめ!問題差別発言の不祥事多発でなぜ起きる?
今回は「プロゲーマーの炎上まとめ!問題差別発言の不祥事多発でなぜ起きる?」について書きました。
たくさんプロゲーマーが炎上・問題発言をしているということが分かりました!
プロゲーマーが全員炎上発言をするわけじゃなく普通にゲームをしている人達もいます。
しかし、下品・知性がない・教養がないとプロゲーマー達が言われればeスポーツ自体が「幼稚な人達ばかり」と見られてしまうのは残念で仕方ありません…。
ちゃんとした指導者や尊敬すべき先輩がいれば、ゲーム業界も改善するのかもしれませんね。
コメント