流浪の月は、2020年本屋大賞も受賞した凪良ゆうさんの小説です。
2022年に映画化もして、広瀬すずさんと松坂桃李さんがダブル主演を務めました。
そんな話題の作品・流浪の月ですが、なぜか「気持ち悪い」と言われています。
そこで今回は、流浪の月が気持ち悪いのはなぜ?について調べました。
また下半身を出す気まずいシーンがあるのかどうかも確認していきます。
観てみたかった作品です!
でも気持り悪いと言われているのはなぜでしょう?
流浪の月が気持ち悪いのはなぜ?
まず始めに、なぜ流浪の月は「気持ち悪い」と言われているのか…その理由を3つ確認していきます。
気持ち悪い理由➀:主人公・更紗の恋人が気持ち悪い
『流浪の月』、メンヘラ束縛DV野郎を演じた横浜流星にとっては新境地だったね。
ただ劇中のDVシーン、本来胸糞シーンのはずだが、横浜の体のキレが良すぎてね…空手の有段者を隠しきれていないのよw
時代劇の殺陣をやらせたら、今の若手で右に出る者はいないんじゃないかな。 pic.twitter.com/tTeFjItHcH— はじめふとし (@hajimehutoshi) May 21, 2022
広瀬すずさんが演じる主人公・更紗の同棲相手の横浜流星さん演じる中瀬亮。
この亮がとても気持ち悪いと話題になりました。
亮は典型的なDV・モラハラ男として作品で描かれています。
ですが、この役柄を見事に演じきった横浜流星の演技力には脱帽ですよね。
第46回日本アカデミー賞では優秀作品賞を、横浜流星さんは受賞優秀助演男優賞を受賞しました。
気持ち悪い理由②:犯罪を美化している
流浪の月
まったく駄目だった。
生理的にも受け付ける映画ではなく
劇場を途中出ててしまった。個人的な感想だが、
なにもかも美化されてれば良いの押しつけが酷く気色悪い。推薦してくださった方々には申し訳ない。 pic.twitter.com/9pEo1upzfd
— ngiさん (@eiga2023) June 1, 2022
この作品は誘拐犯と被害者の女の子(のちに成長をする)が再び出会い、2人しか分からない絆を深めていく物語。
2人の出会いは公園で雨にぬれていた更紗を、松坂桃李さん演じる佐伯文が「帰りたくないなら家にくる?」と誘いあろうことか文の家で2ヵ月もの間 一緒に過ごすのです。
出会ったときは小学生だった更紗に声をかけて家に招き入れるのですから、普通の世間一般的な考えからすると「頭おかしい」と思われられかねません。
家に居場所がない更紗と、純粋に更紗のことを助けたいという文の優しさを表現したかのだと思いますが、現実でもしこのようなシチュエーションがあるとしたら…普通におかしいと感じると思います。
「小児性愛者を美化していて気持ち悪い」と感じる人もいたでしょう。
気持ち悪い理由➂:『普通』の型にはめたがっている人達
流浪の月
世間からのレッテルを貼られた2人をみていると、幾度となく心を痛みつけられ息が詰まった。人物の表情や動作が繊細で2人だけが分かり合える世界の奥へ奥へと魂が持って行かれた。周りからどんなに変な目で見られようと、何を言われようと、私の居場所はここなんだ、ここしかないんだ、と。 pic.twitter.com/ajvCtsGtnK
— ゼラ (@time39valmuv) May 17, 2022
最近、『多様化』という言葉をよく耳にしますが「普通ってなに?」という疑問が多く出てくる作品と言えるでしょう。
この物語には、世間で言うところの“犯罪者”と“被害者”とされる2人の男女が描かれています。
しかし、世間の考えや見方とは全く違い2人は強く惹かれ合います。
世間で言われている2人のこと、本人たちが知っている2人は決定的に違う描かれ方をしているが特徴的。
そんな2人が描かれるこの作品は、世間が勝手に決めつけている普通について「気持ち悪い」と改めて感じた人も多いようですね。
2人だけが知っている事実と社会で認識されている2人は全然違うってことですね…。
流浪の月は下半身を出す気まずいシーンがある?
流浪の月には気まずいシーンがあるとのことですが、どのようなシーンなのでしょうか?
濡れ場が多い
映画の冒頭から、更紗と亮のベッドシーンが始まります。
激しい絡みがあり、なんと濡れ場は合計3回ありました。
しかも、3回目のシーンはDVもあり見ていて痛々しかったです。
広瀬すずさんは昔から清純派のイメージがあったので、更紗を体当たりで演じる姿に衝撃を受けた人が多かったと思います。
この濡れ場は気まずいシーンですね…。
下半身を晒すシーンがある
シリアスで作品の中でも重要なシーンで、松坂桃李さんが全裸になるところがあります。
特殊メイクかCGだとは思いますが、下半身がほぼ修正なしで出てきます。
これは衝撃的すぎて…開いた口が塞がらない人もいたでしょう。
私もビックリして言葉がありませんでした。
ネタバレになるので、どういうシーンかは詳しく書きませんがこれは気まずい以外に表せません。
松坂桃李さんが難しい役どころを体当たりで演じていたのが好印象でした。
この気まずいシーンを知らずに流浪の月を家族や友達を観ると…。
かなり気まずくなりそうです…。
流浪の月が気持ち悪いのはなぜ?下半身を出す気まずいシーン!まとめ
今回は「流浪の月が気持ち悪いのはなぜ?下半身を出す気まずいシーン!」について書いていきました。
流浪の月が気持ち悪いと言われる理由には、
・犯罪を美化している・『普通』の型にはめたがっている人達
がありました。
私も映画を視聴しましたが、良い作品だと感じる一方で「これは1人で隠れて観るのがいいな…」とも思ったくらいに濡れ場や下半身を露出するシーンが多くありましたね。
この作品はモデルとなる事件はあったとされていて、当時小学校6年生だった少女が20歳の男に連れ去られたというものでした。
決して犯罪は許されませんが、もし誘拐された女の子が連れ去られて幸せを感じるなら…『普通』では計り知れないなにかがあるのかもしれません。
・自分や世間一般で言うところの『普通』の型にはめたがっていて気持ち悪い。
・根も葉もないネットの情報に振り回され、他人を誹謗中傷するような人間がたくさんいる。