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ショーシャンクの空に後味悪い?サイコパスの矛盾考察やなぜバレた?

ショーシャンクの空に後味悪い 映画

希望を持ち続ける大切さを描き、見た後に爽快な気分になれる映画「ショーシャンクの空に」

公開されて30年近く経っても、高い人気を誇る名作です。

しかし、ネットでは「後味が悪い」、「矛盾がある」などネガティブな意見も…。

 

名作なのになぜ後味が悪い、矛盾があるという声があるのか気になりますよね?

そこで今回は、

「ショーシャンクの空に」は後味が悪い?
サイコパスな真犯人に関する矛盾を考察
ノートン所長の悪事はなぜバレた?

などの疑問について考えていきます!

 

「ショーシャンクの空に」はどんな作品?

「ショーシャンクの空に」の主人公は、冤罪で投獄されたやり手銀行員のアンディー

彼は刑務所内で仲間を作り、やがて自らの力で自由を手に入れます。

そこに至るまでの約20年を、アンディーの良き相棒となる囚人レッドの目線から描いた感動作です。

そのため、アンディーとレッドの友情物語に心を揺さぶられた方も多かったのではないでしょうか?

 

当時からその評判は高く、アカデミー賞の7部門にノミネートされました。

さらにゴールデングローブ賞の候補にも2部門で選出されています。

ちなみに、日本でもとても人気の高い作品なんですよ。

 

それを窺わせる下記のような映画賞の受賞歴があります。

・1995年度 日本アカデミー賞 外国語映画賞受賞
・1995年度 キネマ旬報ベストテン 外国映画作品賞 第1位

いったいどんなところが後味が悪いの声につながるのでしょうか?

それでは続けて見ていきましょう!

 

「ショーシャンクの空に」は後味が悪い?

「ショーシャンクの空」について、なぜ後味が悪いと感じる人がいるのでしょうか?

この映画を支持する意見として、後味の良さが挙がっているのを多く見つけました。

しかし、少なからずその逆の意見も…。

理由は、最終的にアンディーは脱獄し、犯罪者になって国外に逃亡するという結末にあります。

 

詳細は後述しますが、映画後半にアンディーの弟分で冤罪の証人でもあったトミーが亡くなります。

トミーの死が引き金となって、アンディーは脱獄を決意。

それまでの紳士的なアンディーが魅力的だからこそ、残念に思えるのかもしれません。

 

アンディーの心情に共感できるかできないかで、この映画の後味も変わってきそうです。

後味が悪いと感じた方の声がこちら。

また、親友のレッドも仮釈放中にアンディーの後を追って海外へ旅立ちます。

後味の悪さも倍増というところでしょうか?

国境を越えてしまえば逮捕される可能性はかなり低くなりますが…。

彼らは自由を手に入れたのか、犯罪者として生きたのか意見が分かれるのも納得です。

 

サイコパスな犯人に関する矛盾を考察

「ショーシャンクの空」に話題で目を引くのが、「アンディーが真犯人」かどうかの考察です。

ここで少し筆者なりの考えを書いていきます。

アンディーの妻は、プロゴルファーの浮気相手と共に殺されました。

 

両者の身体に4発の銃弾があり、裁判では強い殺意を持つ者の犯行と結論付けられます。

アンディーが判決に対して抗わなかったとは思えません。

ただ、そういった描写がほとんどなく、投獄されることになりました。

 

そして物語の後半、トミーの回想に真犯人と思われるエルモという人物が登場。

アンディーが巻き込まれた事件と酷似した内容を、武勇伝のように話す姿が挿入されます。

その不気味な笑顔は人間らしい感情を持っていないサイコパスそのもの。

怪しさは満点ですが、彼が強い殺意を持って事件を起こすかに疑問を感じる方もいたようです。

 

筆者が思うことは、事件の真相は映画の本筋の中では重要ではないのではということ。

描写の少ない部分は、アンディーの言葉通りに受け取るとすっきりするように思いました。

 

ノートン所長の悪事はなぜバレた?

「ショーシャンクの空に」の登場人物の大半は犯罪者です。

しかし、それぞれがどのような犯罪を行ったのかが分かるシーンは少ないとのこと。

そのため主人公のアンディーと話す様子を見ると、親しみが湧いてくるかもしれません。

 

この映画で特に目立つ悪役と言えば、アンディーの上司のような関係になるノートン所長

表向きは進歩的な考えを持つ刑務所長です。

しかし、その裏では元銀行員のアンディーに裏金作りをさせて私腹を肥やしていました。

その悪事はなぜ世間にバレてしまったのでしょうか?

 

その身勝手さが際立つのは、トミーからエルモの話を聞き再審請求の相談をした時です。

トミーに法廷で証言させる許可を求めるアンディー。

その証言がきっかけで裏金の件が世間にバレることを恐れたノートンはトミーを殺害します。

 

トミーの死で、刑務所に見切りをつけたアンディーはノートンへの復讐を決意したのです。

偽造した身分証明書で裏金を引き出し、ノートンの悪行の根拠の数々を新聞社に郵送しました。

ノートンは、なぜ悪事がバレたのかわからないまま自殺することを選びます。

アンディーは、脱獄に加えて刑務所の裏金を横領する犯罪を犯してメキシコへ向かうのでした。

 

ノートンはアンディーを甘く見ていたから、悪事が世間にバレたと言えるのではないでしょうか?

繰り返しになりますが、アンディーの選択には賛否が分かれるところですね。

ノートンのクズっぷりをよく観察して見ると、アンディーに共感できるかもしれません。

 

ショーシャンクの空に後味悪い?サイコパスの矛盾考察やなぜバレた?まとめ

今回は映画「ショーシャンクの空に」の後味は悪いのか、サイコパスな犯人や矛盾点の考察などについて書いてきました。

加えて、悪役の悪事はなぜバレたのかなどの疑問にも触れましたね。

いかがでしたか?

この作品は、様々な人間模様が描かれていて見る度に違った感想を持つ方もいるようです。

この記事がきっかけで、色々な「ショーシャンクの空に」が発見されますように…。

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