お仕事をしていて、「一生懸命頑張る」ってとても大切。
しかし、「一生懸命頑張る」という言葉を使うとモチベーションが下がることもあります。
特に目上の人に対して使うと失礼にあたる…!?
そこで今回は、一生懸命頑張るの言い換えは?について調べました。
またビジネスメールで使える例文も併せて見ていきましょう!

ビジネスでもかっこよく決まる言い替えはあるかな?
一生懸命頑張るの言い換えは?
まず始めに、「一生懸命頑張る」を言い換える表現を確認していきます。
努める
努めるは、「頑張る」の謙譲語で意味は“力を尽くして取り組む”。
自身が努力することを表現したい場合の言い換え表現として◎
ビジネスシーンでは、
・努力させていただきます
と言い換えることで、「頑張ります」をより丁寧に表現できるでしょう。
励む
励むは、「頑張る」の尊敬語であり“気持ちを奮い立たせて行い精を出す”という意味。
ビジネスシーンでは、
・気持ちを奮い立たせて取り組む
というニュアンスが含まれるため「気合い入れて頑張る!」という気持ちを表現したい時に使えます。
精進する
精進するは、“ひとつのことに精神を集中して励むこと”という意味。
また「頑張る」に比べて「わき目もふらず頑張る」や「一生懸命頑張る」などのニュアンスが加わるため、より真剣な気持ちであることを伝えられます。
尽力する
尽力するは、“ある目的のために力を尽くす“という意味。
ビジネスシーンでは、
・お客様に満足いただけるよう尽力いたします
と使うのが適切でしょう。
意気込む
意気込むは、“仕事に対してやる気を持って取り組む”という意味。
ビジネスシーンでは、
と使うことができます。

一気にかっこよくなったね♪
「頑張る」は敬語?目上の人に使ってはNG?
「頑張る」は敬語の分類でいうと丁寧語に当たります。
丁寧語は先輩や親しい年上の人に使う分には問題ないのですが、ビジネスシーンで目上の人に使うにはふさわしくありません。
目上の人とのメールや手紙や年賀状などのやりとりで、「一生懸命頑張ります!」と思わず答えたくなってしまいますね?
しかし、失礼な返答ではないとしても社会人としては残念な印象を与えてしまうかもしれません。
より社会人としてふさわしい敬語表現があるので、慣れるまで少しずつ練習をしてみてはいかがでしょうか?

“大人として”言葉遣いのマナーを守って目上の人とお話したいよね!
ビジネスメールでの例文を紹介!
ここでは、ビジネスシーンで使えるメールの例文を紹介していきます。
企業の姿勢を表す例文
ビジネスシーンのやりとりで、企業や組織の代表としてメールや手紙を出す時に使える「一生懸命頑張ります」の例文です。
・今後もお客様にご満足いただけるよう誠心誠意努めて参る所存にございます
・皆様に信頼される組織の実現に向け尽力して参ります
・お客様のパートナーとして良いお手伝いができるよう、誠心誠意を尽くして参ります
個人の姿勢を表す例文
個人で取引先や上司にメールや手紙を出す時に使える「一生懸命頑張ります」の例文です。
・より一層仕事に邁進して参りますので、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします
・組織の発展に力を尽くしてまいる所存でございます
・学んだことを今後も活かし、さらなる成長を目指し努めてまいる所存です

困った時は例文を使うとしよう!
一生懸命頑張るの言い換えは?ビジネスメールでの例文を紹介!まとめ
今回は「一生懸命頑張るの言い換えは?ビジネスメールでの例文を紹介!」について書いていきました。
「一生懸命頑張る」という言い方はちょっと子どもっぽいので、ビジネスシーンでは今回の記事でお伝えした言葉を使うと良いでしょう!
またメールを送る時も、言葉遣いや言い回しに気を付けてみてください。
社会人としてふさわしい敬語表現のレパートリーを広げて自分の気持ちを、目上の人に伝える練習をしてくださいね。